我が戦記第一章 『遥かなり祖国』

我が戦記第二章 『生と死の間に』

我が戦記第三章

『アメリカから届いた身代わりの手紙』
著者、保谷幸男は1920年、長野市に生まれ育ち、青春時代に6年間の兵役を経験する。
そして、戦後世代の人間は絶対に考えられない極限状態を体験してきた。

私達が当たり前のように享受している「現代日本」を
誰がどんな思いで築いたのか。

私は祖父の手記を読むまでなんら実感がなかった。

保谷幸男は私の祖父である。
隔絶された世代だと思っていた祖父が手記の中ではまるで友人のように切々と当時を語る。
その記憶の何と鮮やかなことか。
私達がこんなに「生」と向き合えることはあるのだろうか。

私は祖父の心の中にある思いをなるべく多くの方に知っていただきたい。

おじいちゃん。わたしは、自分の人生が今ここにあることを心より感謝しています。


渡辺美花



Yukio Hoya 1920年長野県生 

現在はひ孫の成長をにこやかに見守りつつ
長野市在住
写真は1970年後半

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